トップページ > 解説:クエン酸の歴史

今、注目されている健康食品が「黒酢・香醋」です。9つの必須アミノ酸人間の体内では合成できませんので、こういった健康食品を通じてバランスよく摂取することが勧められています。加えて、クエン酸疲労回復に、アミノ酸ダイエットに効果がある点も人気の理由となっています。
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クエン酸の歴史

ダイエットに、美肌に、そして疲労回復にと、いろいろな効果が期待されて飲まれている黒酢・香醋ですが、そうした健康や美容にうれしい効果をもたらしてくれている黒酢・香醋の成分として有名なのがクエン酸です。

クエン酸については何となく聞いたことがある人は多いと思いますが、クエン酸の効果・効能を有名にしたのがクエン酸回路=TCAサイクルの発見です。摂取された栄養分がこの回路に取り込まれると、ブドウ糖の一種であるピルビン酸がさまざまな酸に変化しながらエネルギーが生み出され、最終的には炭酸ガスと水になって排出されます。

この回路が順調に働いていれば体力の増強や、免疫力の向上、体内環境を健康に良いとされる弱アルカリ性に維持する効果が期待できます。体内環境が弱アルカリ性となれば、血液の流れが良くなり高血圧が収まるほか、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが低減できます。また免疫力が高まることで病気への抵抗力が強くなります。

この回路は1953年にドイツ出身でイギリスに亡命したH.A.クレブス博士が発見したもので、この功績から博士はノーベル賞を受賞しています。

クエン酸そのものが発見されたのは、もっと古く、1784年に、スウェーデンのシェーレ博士によってレモン果汁の中から発見されました。

しかしクエン酸という成分は知らなくても、その働きは古くから認識されており、紀元前の古代ギリシャでは、医学の父と言われるヒポクラテスが、お酢を利用してさまざまな病気の治療薬として利用していた、という記録が残っています。

また国内では、東大教授である秋谷博士の研究が有名で、戦時中は食糧の防腐のためにクエン酸を混ぜることを提案したり、戦後は、クエン酸が、クエン酸回路の働きにより疲労の元である乳酸を減少させることを証明し、クエン酸効果を世に広めるキッカケを提供しました。

このように年月を経て、その様々な働きが実証されてきたクエン酸を手軽に簡単に、そして一度に摂取できるのが黒酢・香醋というわけです。酸っぱいのが苦手という方にも、最近では飲みやすいサプリメントタイプのものも販売されていますので、ご興味がある方は一度、試してみてはいかがでしょうか。

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